チャンピオンシップ２０１８春・大会レポート（前編）

2018年5月3日大会レポート
タグ: 公式大会, チャンピオンシップ

ゲームデザイナーの深山です。
4/29に行われました２弾環境のトリを飾る大型大会「チャンピオンシップ２０１８春」！さっそく大会レポートに行ってみたいと思います！

統計データ編

シード選手４名も含めた全登録マスターがこちら。
下馬評通り、エリザベス・ロンズデールが最多ですが、特筆すべきはシグ・マクダネルの大躍進！
個人的に伸びると思っていた時任サクジは奮わずと、ちょっと意外な結果になりました。

使用デッキ	使用マスター	使用数	使用率
ハイデル・オリヴィエ	エリザベス・ロンズデール	12	27.27%
白緑バクヤ・スグラフ	シグ・マクダネル	7	15.91%
赤緑アグロ	星崎イノリ	5	11.36%
黒赤アグロ	マオ・ニャン	4	9.09%
剣術アグロ	時任サクジ	3	6.82%
白黒コントロール	エリザベス・ロンズデール	2	4.55%
黒赤オリヴィエ	マオ・ニャン	2	4.55%
黒緑ヒミコ	勝浦カヨ	2	4.54%
白緑バクヤ・コウメイ	シグ・マクダネル	1	2.27%
黒緑ミッドレンジ	勝浦カヨ	1	2.27%
白緑バクヤ・ミッド	シグ・マクダネル	1	2.27%
赤白コントロール	時任サクジ	1	2.27%
赤緑リアニメイト	星崎イノリ	1	2.27%
白緑OTK	シグ・マクダネル	1	2.27%
剣術ミッドレンジ	時任サクジ	1	2.27%

そして、使用デッキを細かく見ていったのがこちらのデータです。「ハイデル・オリヴィエ」が頭一つ抜け出し、「白緑バクヤ・スグラフ」「赤緑アグロ」と続きます。
他はかなりばらけましたね。「クイックリカバー」を三投した白緑ＯＴＫなど挑戦的なデッキもありました。

さてここから予選免除者４名を除く４０名によりスイスドロー４回戦が戦われ、うち１２名が決勝トーナメントへ進出する事になります。
そして見事、予選を突破したのは以下の皆さんでした。

順位	プレイヤー名	使用マスター	使用デッキ
1	Agry	星崎イノリ	赤緑アグロ
2	月猫の詩（つきねこのうた）	エリザベス・ロンズデール	ハイデル・オリヴィエ
3	風車の百式	エリザベス・ロンズデール	ハイデル・オリヴィエ
4	有希	エリザベス・ロンズデール	ハイデル・オリヴィエ
5	たけ	マオ・ニャン	黒赤アグロ
5	たくみ	星崎イノリ	赤緑アグロ
7	あーふぁ	勝浦カヨ	黒緑ヒミコ
7	姫月（きづき）	エリザベス・ロンズデール	白黒コントロール
9	katumi	エリザベス・ロンズデール	ハイデル・オリヴィエ
10	kitne（キトネ）	勝浦カヨ	黒緑ミッドレンジ
11	きまぐれ	エリザベス・ロンズデール	ハイデル・オリヴィエ
12	ユウ	シグ・マクダネル	白緑バクヤ・スグラフ

見事全勝で１位通過したのはAgryさん（赤緑アグロ）でした！おめでとうございます！

それにしても、予選突破者に「ハイデル・オリヴィエ」が多いのは予想通りですが、登録マスター数では最少であった勝浦カヨ使いが多い！登録数３名ながら、なんと内２名が予選突破を果たしました！お見事！

まさに２弾環境に適応進化した赤緑アグロといった感じのレシピです。

回復メタである「火精ホタル」は当然として、目を引くのは「ヘヴィガンナー」と「部分獣化」の採用です。
「ヘヴィーガンナー」は4/4というサイズで「時の大魔女『ハイデルガルド』」と相打ち以上を狙うことが出来ますし、「部分獣化」＋「かまいたちの末妹シグレ」なら、こちらも４コストで「時の大魔女『ハイデルガルド』」や「武具精霊マサムネ」を討ち取る事が可能となっています。環境最多勢力である「ハイデル・オリヴィエ」デッキのキーカード群のＨＰラインが４である事を睨んだ見事なデッキ構築と言えるでしょう。

さて、今回はここまで。
決勝トーナメントについては待て次回…！

ゲームデザイナー深山秀