「レギオンズ!」ゲームデザイナーの深山です。
発表より長らくお待たせしてしまいましたが、「ダンタリオンドラフト」の詳細ルールをお知らせいたします。

↓ダンタリオンドラフトのルール詳細はこちらをクリック

詳細ルールについては、上のリンク先を読んで頂くとして、せっかくですので「ダンタリオンドラフト」という全く新しいドラフト形式の魅力をご紹介したいと思います。

ダンタリオンドラフトのポイント

  • 1人あたり未開封パック×2で遊べる。
  • プレイヤーが2人いれば遊べる。
  • 事前のドラフトもデッキ構築も不要で即対戦スタート。

これだけで、他のTCGタイトルで「ブースタードラフト」等を遊ばれているプレイヤーは、そのお手軽さに驚くと思います。
「ダンタリオンドラフト」は、世界一お手軽なドラフトです。ですが、奥深さはけっして他のドラフトルールに引けを取るものではありません。

そもそもドラフトって何ですか?

TCGにおけるドラフトとは、その場で開封したパックの中から参加者が順番にカードを取ってピックしていき、そのピックしたカードのみを使って即興でデッキを組んで対戦する遊び方のことです。
ドラフト戦は、いわゆる構築戦(事前に組んだデッキで対戦する遊び方)と並ぶ面白さと、構築戦を越える奥深さを兼ね備えた非常に素晴らしい遊び方なのですが、残念ながら、日本のTCGシーンにおいては、構築戦に比して、かなりマイナーな存在にとどまっています。

TCGの元祖であるマジック:ザ・ギャザリング(M:TG)では、構築戦よりも手軽な遊び方として、特に3パックで遊べる「ブースタードラフト」は非常に人気が高いのですが、国産のTCGでは、ドラフトという遊び方が出来ないタイトルも多く、出来てもドラフト専用のパックでないと出来ないものや、5パック以上などの大量の未開封パックを必要とするものなど、これではマイナーなのも無理からぬ、と言った所です。

ドラフト戦は構築戦と異なり、過去のカード資産が関係ない遊び方です。
本来は、新規のプレイヤーの窓口になり得るような、敷居の低い遊び方なのですが…。

ブースタードラフトにも欠点があった

私は、M:TGの「ブースタードラフト」のファンなのですが、しかし、リアルで遊ぶ機会をなかなか作れていません。実は、「ブースタードラフト」には、構築戦とはまた違った敷居の高さがあるのです。
「ブースタードラフト」の最大の欠点――それは、参加プレイヤー数が6人以上いなければイマイチ面白くないという事です。
5人以下では「ブースタードラフト」の魅力は発揮されにくいのです。
(タイトルによりますが、大体6~8人が適正なプレイヤー数でしょうか。それだけの人数を毎回集めるのは大変ですよね。)

これはなぜでしょうか?
ドラフトの面白さは、カードを選ぶ楽しさです。ですが、参加人数が少ないと、同じパックから何度もカードをピックする事になるため、中盤以降どんどんカードを選ぶ際の新鮮みがなくなってしまうのです。(M:TGの場合、8人だと同じパックから2回のピックですが、4人だと4回ピックします。)
そして、対戦においても、環境に存在するカードが見えすぎてしまう為、相手のデッキに入っているカードが対戦前からかなり分かってしまい、こちらでも新鮮な驚きのない、言わばガチ過ぎるゲームになってしまうのです。(M:TGの場合、8人だとドラフトラウンド1回あたり120枚中7割のカードが見えるのですが、4人だと60枚中の9割のカードが見えてしまいます。)

また、カードのピックだけをするドラフトフェイズと、ピックしたカードでデッキ構築する構築フェイズが、対戦開始前に必要な為、対戦時間も含めると、かなりまとまった時間が必要になってしまうという欠点もありました。(ドラフトと構築に1時間+4試合として=合計5時間程度が必要)

ダンタリオンドラフトだったら…?

  • 人数集めるのが大変?→2人いれば出来るよ!
  • まとまった時間がない?→20~30分あれば充分だよ!
  • 予算がない?→1人2パックだけで始められるよ!
  • で、面白いの?→めっちゃ面白いよ!

ブースターパックご購入の際は、「ダンタリオンドラフト」を是非お試し下さい。深山が自信を持ってお勧めする新提案です。


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